ホームヘルパー（訪問介護員）の仕事内容
ホームヘルパー（訪問介護員）の主な仕事内容は、利用者さまの着替えの介助や食事介助といった身体介助、買い物や食事の支度といった生活援助などです。利用者さまごとに作成されたケアプランに基づき、必要とする介護サービスを提供することです。具体的には、「身体介護」「生活援助」「通院介助」などが挙げられます。
身体介護
身体介護とは、介護の仕事内容のなかでも利用者さまの身体に直接触れる介護のことをいい、着替えの介助や食事介助、入浴介助、排泄介助などが該当します。利用者さまによっては、服薬介助や体位変換介助を行うこともあります。
ただし、直接触れる身体に触れる業務は、介護職員初任者研修以上の資格が必要なので当社では資格を取得しているヘルパーが行います。
生活援助
利用者さまの日常に欠かせない掃除や洗濯、食事の調理、日用品の買い物といった、生活援助もホームヘルパーの仕事内容の一つです。
ホームヘルパーの仕事は、「利用者さまに代わって家事を代行する」と思われがち。しかし、ホームヘルパーは「代行する」のではなく「利用者さまが自分でできることは自分でやり、できないことは支援をする」のが基本。利用者さまのADL（日常生活動作）の維持・向上に配慮しながら、適切な援助を行います。
通院介助
通院介助の仕事内容は、利用者さまを病院に連れて行くことです。病院までの移動や歩行の援助、受診の手続きなどを代行・サポート。薬の受け取りなども行います。
通院の方法は、徒歩や公共交通機関、介護タクシーなど、利用者さまによってさまざまです。通院介助の範囲を超えて、買い物や公園などの立ち寄りはできません。
ホームヘルパーがやってはいけないこと
訪問介護員は、対応が認められていない医療行為や、生活サポートの範疇を超えた業務については、対応することができません。
●利用者さん以外の方の食事を作る ●日常生活に必要ない買い物の代行をする ●庭のお手入れ、部屋の模様替え ●商品販売・留守番
●ペットの散歩・世話 ●家具の修理や電球の交換 ●散歩の付き添い ●郵便物の投函 ●子供の面倒を見る ●利用者以外の部屋の掃除 ●来客の対応 など
